この日、ニックネーム・チャリダーが現れた。
当宿の古くからの常連さんというか、なんというか・・
昔、真冬のニセコ駅近辺で、カマクラ(雪洞)を掘り、そのまま野宿しようとしていたサイクリスト(チャリダー)を村長が見兼ねて保護して宿に連れ帰ったとか。
でも現在もアンビシャスの前にカマクラを造って、そこで就寝するという凄い人だ。聞けば日本一周や南北アメリカ大陸、世界中を自転車で旅しているらしい。
ひとりで海外を自転車で旅していても、ぞんがい怖い目に遭った経験はないといっていた。
チャリダーの国内外の興味深い旅の話で盛り上がった夜の宴会である。
しかし、本当に厳冬期のカマクラで寝るって鉄人だと思った。
チャリダーは、一度登場すると1週間とか10日ぐらいは連泊するそうだが、今回はJR北海道の2週間の周遊券を購入してしまっているとのこと。つまり翌朝には旅立つそうだ。
もう少し、お話したかったのだが残念である。
いつの日か、また再会できる日を楽しみにしています。