冬の北海道の旅2015














 この日は、豊平峡という温泉施設に向かうことになった。

 案内は、宿のオーナーの村長。参加者は、スエヨシくん、Tさん叔母さん、姪さんコンビ、ヒロシくん、そして、ゴロウさんでした。





 中山峠を越えて、やってきたのは”豊平峡温泉”でした。

 この日は、デジカメのバッテリーが落ちてしまい、この画像は、その後の夏に訪れた際のモノです。

 インド人シェフの作るカレーとモチモチのナンは絶品でした。





 内湯の材料は、青森ヒバを使用しているそうだ。そのせいか東北の山奥にある秘湯のような渋くて味のある雰囲気を醸しだしていた。

 源泉温度52℃、ナトリウム-炭酸水素塩・塩素物泉。淡黄色透明、無味・無臭。札幌市内の温泉では、唯一飲泉が可能である。

 その後、定山渓温泉の足湯を楽しんだり、雪の”さっぽろ湖”を風景を眺めたり、いろい
ろと楽しんだ。

 そして、豊平峡のバスターミナルで、札幌方面へ送迎バスで帰るスエヨシくんや、Tさん
コンビとお別れした。

 お世話になりました。またお会いする日を楽しみにしております。





 この晩の夕食のおかずは、大好物の爆弾コロッケだった。

 またもユミさん手作りの秀逸なお味である。





 
 この日、ニックネーム・チャリダーが現れた。

 当宿の古くからの常連さんというか、なんというか・・

 昔、真冬のニセコ駅近辺で、カマクラ(雪洞)を掘り、そのまま野宿しようとしていたサイクリスト(チャリダー)を村長が見兼ねて保護して宿に連れ帰ったとか。

 でも現在もアンビシャスの前にカマクラを造って、そこで就寝するという凄い人だ。聞けば日本一周や南北アメリカ大陸、世界中を自転車で旅しているらしい。

 ひとりで海外を自転車で旅していても、ぞんがい怖い目に遭った経験はないといっていた。

 チャリダーの国内外の興味深い旅の話で盛り上がった夜の宴会である。

 しかし、本当に厳冬期のカマクラで寝るって鉄人だと思った。

 チャリダーは、一度登場すると1週間とか10日ぐらいは連泊するそうだが、今回はJR北海道の2週間の周遊券を購入してしまっているとのこと。つまり翌朝には旅立つそうだ。

 もう少し、お話したかったのだが残念である。

 いつの日か、また再会できる日を楽しみにしています。





 やや霧が出ていたが、この日は羊蹄山が綺麗に見えた。

 本日のツアーは、白老の天空の滝と蒼天の滝へと・・・

 冬以外なら絶対に行けないポイントらしい。





 参加者・村長、クロちゃん、ヒロシくん、ゴロウさんでした。

 今までと違い、スノーシューを使用した本格的なスノートレッキングとなる。

 筆者も相当へばりました。というより、今までがゆるすぎた行動だったかもしれない。

 筆者のスノーシューが、うまく雪にかみ合わず、蟻地獄のように滑る滑る。なかなか前に進まなかったり。

「ゴロウさん、豊平峡周辺で、遊んでいるのとはわけが違うんだよ」
 鬼軍曹と化した村長から叱咤激励を受けたりと・・・

 それなりの男性陣ばかりになると、アンビのツアーもいきなり過酷になったりする。





 やがて、滝の水が凍った青い色の氷の神秘的な光景が現れた。

 あとね、足元でカゲロウの幼虫が動き回っている。

 なんでも天敵のいない極寒の環境が、彼らの一番活動しやすい時期らしい。

 がんばれ〜





 
 その夜の夕食のメインは、チキンソテーだった。

 パリパリとした食感が心地よし。お腹ペコペコだったし、大変美味しくいただいた。この晩は、近年は滅多にしなくなったご飯のお代わりする。

 いい汗かいていい温泉に入って、美味しい夕食を食べていうことなし。





 話は、一気に翌日へと飛ぶ。

 湯心亭(ニセコ町ニセコ)

 効能:神経痛、筋肉痛、関節痛等・・・

 泉質:ナトリウム炭酸泉、塩化物泉等・・・





 この日は、寒さがかなり緩んでニセコでも雨になった。

 スポーツジムに向かうついでのユミさんに送っていただき、”湯心亭”という温泉宿へついた。

 同宿のクラモチさんという方とじっくりと露天風呂を堪能する。実に素晴らしい雪見の温泉だった。





 こちらの宿のレストランの名物はトンカツのようだ。

 放牧豚のトンカツはサクサクして、実にうまし・・・

 ご飯は、セルフでお代わり自由・・・

 なんと、ランチを食べると入浴無料となる。

 男だねえ〜



HOME  INDEX