エビ・イカ・サーモンなどのにぎり鮨もいくらでも食べ放題だ。
うっ、れっ、しいねえ〜(田中邦衛風)
毎回思うのだが、これだけの内容で2千円(アルコールは別)は絶対にお安いと思う。
これだから船旅はやめられない。以前、キタノさんも自走(バイクの)で青森までバイクで行き渡道してみたらとなんの根拠もないくせにやたら勧める年配ライダーがいたけどやだね。
ぼくはバイクツーリングも好きだけど、船旅も好きなんだ。それに2011年の猛暑の夏に日本海側からほとんど下道をキャンプで3泊しながら青森港から函館港へ渡ったこともある。こんな労力をかけるなら、始めから仙台港を利用すべきだと後悔したこともあった。
つまり、ぼくの旅は東北じゃなくて照準が北の大地なのだ。筆者がどういうルートをどう辿ろうとも他人から口出しされたくなかったので、少しカチンとした記憶がある。人は人、それでいいと思うのだが?それにネット上だけで実際に面識のない人から、いろいろ言われるのはご免だ。
なんて思いながらA寝台に戻り、残ったワインをチビチビ飲みながら日常のこと非日常のことなどをエンドレスに考えているうちに今宵の記憶が尽きた。
船体にあたる波のうねりが、時折、ゴウっと大きく響き渡っている夜だった。