北海道ツーリング2012
後志
イワオヌプリ山頂付近にて
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この日あたりから、このレポを構成していく主要な人物が登場してくる。関西のマスミさん、その甥っ子の九州のイワサキくん、埼玉のオクヌキさん、愛知のフクヤマさん、札幌のオオタさん等、キラ星の如し。そして本当に星の観察に神仙沼へいったりといいろいろございますが、後々ゆるりとお話いたしませう。 お盆が近づいてきた。というより、もう完全にお盆だ。地獄の釜の蓋も開くといわれる当節、世の中は休みとなり、皆さん旅行へ出る。6人マックスの大部屋もついにいっぱいいっぱいになった。それは置いといて、そろそろ家人に電話を入れないと。 『ああ俺だが、まだニセコにいるんだ』 「あなた、何日目よ。ニセコにいい女ができたの」 『いやな、いい女ではなく隣は26歳の若くていい男だ』 「おえ〜、そういう、趣味があったの?」 昨夜やってきた九州のイワサキくんは、思い切り吹き出していたが、妻は完全に誤解してしまったようだ。 どうしませう。 |
満杯の大部屋なんだが、地下に避難した巨漢のノブロウさんがやってくると気温が2度ほど上昇していると感じるのは気のせいか。 一応、本人にその話をしたら、 「やかましいわ」 で、流されてしまった。 |
朝食後、本日のお盆スペシャル企画が決行される。ニセコ連峰のイワオヌプリに登って、ニトヌプリへ縦走し、ニセコパノラマラインに出る。そして、夜は神仙沼にて流星見学ツアー。仮眠したのち、ニセコアンヌプリへ夜間登山、ご来光を拝むという超ハードスケジュールである。 |
とりあえずイワオヌプリを目指す。画像右上あたりの岩場が山頂だ。 気温がどんどん上昇してゆくなか、ガシガシと登っていく。 |
サロメチームの実? って、実際にサロメを食べたやつがいるんかいという話になるけど、ハッカのような味で、特にまずいわけではない。 |
暑いので、適宜休憩を入れてもらえる。イワオヌプリといわれるだけあって、なるほど岩場が多い。 |
休憩中に最初はウエーブ、そして、エグザイルの動きを。 後ろから撮影したので、イマイチだが結構うまくいったと思われる。 |
秘密の洞窟が見える地点で休憩。いやはやニセコには、いろいろあるもんです。 本日、後半に登るニトヌプリ(別名ビーナス)は見事に女性の○ッパイに見えた。その登山道が帝王切開の道というらしい? |
イワオヌプリの頂上手前あたりでの筆者。 一発芸でもやりたいところなのですが、ぼくはとてもシャイなのでできませんでした。 |
いったん下りになる。足元注意だ。なにせジャリの下りなので、滑る滑る。 でもね、ぼくはこういう変化のある山はとても好きだったりした。 |
昼食時、おにぎりと一緒にサッポロクラシックをグビグビと飲んだ。 実に美味い。大汗をかいた後の一杯はたまらないねえ。 |
「ゴロウさん、ちょっと」 と、村長さんから密かに案内してもらった岩場は絶景ポイントだった。 イワサキくんと群馬の若者くんとぼくは、ひたすら感動するばかりでした。 |
ここが正式のイワオヌプリ頂上だ。とりあえず記念写真をとりまくりと。 人気の山なのだなあ。登山者の数もそれなりに多かった。 |
「おまえが、やったんだな」 by 黒板五郎 なんと、くっしーさんが頂上の標識をはずしてしまいました。 まあ、はずれるようになっていたのだけれど。 |
それにしてもこの一片の雲のない青空は如何でしょう。ぼくの心の中のように美しく澄みわたっていた。 イワオヌプリの白と空の青さが絶妙のコントラストで映えまくっている。 |
あまりの絶景にマスミさんが、ヤッホーと叫んでいた。 「ゴロウさんもなにか叫んでくださいよ」 くっしーさんから、悪魔の囁きが・・・ 「蛍、いつでも富良野に帰ってこい!」 ぼくの雄叫びにほぼ全員が脱力しておりました。 これからニトヌプリを目指すグループと神仙沼グループに分かれて行動することになります。 長くなるので、今宵はいったんオヒラキといたしまする。 また後日! |