北海道ツーリング2012



後志




どうもGA隊っぽい?







 本日もすぱっと目覚めて、朝食をおかわりして食べた。お天気はやはり少し雲が多い。ただ相変わらず湿度が高く蒸し暑い朝だった。9時半、車2台にて神仙沼へと向かう。

 なにせニセコ山系で一番美しい沼とされてりるのが神仙沼だ。以前から一度は訪れたいと熱望していた。
   木道を約20分ほど歩くと到達する。とにかくマイナスイオンをたっぷり浴びながら、心地よく散策できた。

 日本ボーイスカウトの生みの親といわれる下田豊松氏が1928年に発見したそうだ。あまりに神秘的な光景に”神仙沼”と命名される。 
 楓の紅葉が見えた。これは8月の上旬に一時的に冷え込んだ時を秋の訪れと勘違いし、紅葉が始まってしまったそうだ。

 ちょっと勇み足といったところか。湿原のあちこちにテンテンと赤い葉っぱを確認する。

 ”思い過ごしも恋のうち”って、サザンも歌っていたし(かなり古い)
 
   どうでせう。神仙沼のこの神秘的な美しさ。これが本当の紅葉の季節なら、凄い景色になるのだろうな。

 とにかく、デジカメのシャッターを切りまくった。向こうの方で、女子学生さんのグループがキタキツネを見つけて歓声をあげておられた。
   
 上画像左手がタチギボウシという高山植物である。右手がイトトンボという絶滅が危惧される希少な昆虫だ。水中に潜って産卵をするという。なんだか画像に文章がついていけなくなっている。
 駐車場・レストハウス付近までもどる。ここで村長さんから売店の名物の黒糖べこ餅(アンコ餅のようなもの)を頂戴した。なんだか子供のころに食べていた和菓子みたいで、たいへん懐かしく美味しかった。

 パーキングにはオートバイも何台か停まっていたが、すべて札幌ナンバーである。さすがに本州のツーリングライダーは神仙沼まで来ないか?
 
   鏡沼へ向かう途中、自称貧乏農家さんのラベンダー畑へ立ち寄った。

 すると畑の中でウェデング写真を撮っている新郎新婦が。

 本人たちにとっては一生の記念なのだろう。
 鏡沼までは登山口から小1時間ぐらいかな?意外と時間がかかるもなかなかの絶景ポイントである。

 というより、あまり人に知られてないせいか、ほとんど貸切状態だった。
 
    鏡沼到達。このなんとも飾り気のない美しさはいかがだろう。

 無音、ほとんどなんの音もしなかった気がする。

 こういう沼がニセコ付近にあったなど、まったく知るよしもなし。
 タチギボウシやサワギキョウといった高山植物もたくさんあった。いちいちアップしていてはキリがございません。代表して、ここにも勘違い紅葉がございました。  
   こういう撮り方をすると、ちょっと和風テイストになるかな?

 いわゆる”侘び寂び”という日本固有の文化というやつですよ。なんか脈絡がなくなってきているぜよ。

 詳しくはこちら 制作:ニセコアンビシャス
 帰路は倶知安町で、雪まつりをやっていた。

 それなりの人出であり、出店まででてなかなかの賑わいである。

 ぼくはビールを片手に会場を見学してまわった。
 
    とりあえず飲めれば基本的にぼくの機嫌はよい。

 ホタテバターをつまみに立て続けに生ビールを3杯ほど飲んだ。

 心地よく酩酊してきて、いやあ、最高ですなあ。
 帰りに立ち寄った温泉は、国民宿舎”雪秩父”だ。

 ここのお風呂の就中、露天風呂は広大で素晴らしいの一言に尽きる。

 これだけ充実した露天風呂をぼくはいまだかつて拝んだことがない。
 
 夕食後の宴会で、今宵でお別れのコサカさんといろいろお話をした。

 彼はぼくの出身大学(横浜)の近くにお住まいだそうな。出身が東北(秋田)というのにも親近感が持てた。飾り気のない朴訥な方でした。また再会出来る日を楽しみしております。

 そして、エロオヤジ事件が???

 オートバイツーリングで昨日まで富良野でキャンプしてされていたという父娘のお客さんが宴会に参加されていた。

 おとうさんがライダーということで、ぼくと結構意気投合したりと・・・

 で、娘さんは、なんと超カワイラシイ女子大生でした。

 普通、女子大生が、父親とキャンツーするかい?

 なんと、うらやましい。

 なんでも他にもお嬢さんがおられるらしいが、今回お連れの娘さんだけはタンデムシートに乗ってくれるそうだ。

 そして、衝撃的な・・・

 いや、硬派キタノの知性・教養・羞恥心が崩壊する事件へと発展していく。

 なんだか、ぼくの心が季節外れに紅葉してきた?

 次回をお楽しみに! 




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