ママキャンで合流







2008年7月某日、マキャンに来られるというイトウ氏夫妻と合流した記録



 イトウさんが、裏磐梯ママキャンへくるとBBSへ投稿があった。筆者もママキャンへ行きたい。休日返上ばかりで、今シーズンは一度もテントを立ててなかった。ということで、急遽、筆者もママキャンへ向かう。途中、土湯トンネル付近で、なんだかヘッドライトが暗いと思ったら、ロー(近目)の方が切れていた。

 ママキャンへ到達すると、
「あら、キタノさん、去年は一度もこなかったから心配していたのよ」
 と、おばさんから言われてしまう。
『なかなか多忙なもので』
 イイワケをしながら、お茶をご馳走になった。

 そのうち、五色沼付近を散策していた夫妻がかえってきた。

「キタノさん・・・」
 イトウさんは驚いている様子だ。

 なんだかご夫婦水入らずの旅へお邪魔をしてしまったような気もして胸が痛んだが、楽しく歓談できた。

 特に北の国からの話題で盛りあがる。

「いくら当時でも、あんなに衝撃的な生活なんてありえないですよね」
 と、イトウ夫人は笑いながら話していた。

 確かに川から飲料水を引くシーンなどは筆者も疑問を感じていた。だって、たちまちエキノコックスに感染してしまうだろう。

 なんて盛り上がっているうちにヨッパになり、早い時間にテントに戻り、あっという間に撃沈しちまう北のサムライでした。

 いろいろご馳走さまでした。
 筆者の俺のマシンは相変わらず辟易するほど過積載だ。
 イトウ氏は、まめによく働く好人物だ。  
 奥様もお綺麗な方で、とっても優しい人柄である。ワンちゃんも可愛いし。
 とにかく楽しかったです。また翌週のEOCで、お会いしましょう。

 ママキャンのロケーションも最高だった。ちなみにライトのハイビームも帰宅直前に切れてしまう。

 なお、この年の北海道ツーリングなのだが、和琴湖畔キャンプ場、神威岬などで、イトウ氏と次々に奇跡的な再会を果たすことになるとは、知るよしもなかった。



FIN



記事 北野一機



2010.8.22編集



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