天栄村ミソラーツー







2021年11月7日



天栄村までミソラーを食べに日帰りツーリングをした記録




 昨日の土曜は、午後から出となってしまうも悔しくて土湯峠で、朝練してから出勤した。その夜、日課の座学を済ませた後、ネットでR118方面のグルメ情報を調べていると、若松市内からR118に入り、芦ノ牧温泉~須賀川方面に向かうルート、つまり先日、時間が遅くて若松市内の中華料理を食べた後、断念したルートの道の先に美味しそうなミソラーの店がどうやらあるらしい。行くしかないだろう。





 早朝は寒かったけど、土湯峠を下り終える頃には陽射しが強くなり、かなり好天になってきた。
R49を右折し、心地よい猪苗代湖畔のルートを走行する。まだ時間的に早いせいか、道はそれほど混んでなく快走した。

 翁島港Pで小休止し、小用を済ませる。昔、煙草を吸っていた頃は、1時間に1回ぐらいは一服タイムという大義名分で休憩をとっていたのだが、煙草をやめた現在は食事とお手洗い以外は、基本、走りっ放しとなるので、なんだか疲れがとれない日々が続いていて、関節の節々が痛い。

 やがて、先日覚えたショートカットルート?猪苗代湖を過ぎた当たりから、R294(会津街道)に入り、素早く右折する、R118へのショートカットルートに入った。やっぱり、道は狭いし、すげえ山の中だが、ようやく麓へ辿り着く。





 滝沢本陣前・・・

 先日も通過したのが、画像を撮れなかったので、あらためて撮影した。

 会津戦争時、松平容保公が陣頭指揮した本陣である。藩公の護衛の任務に就いたのは、いみじくも白虎隊士中二番隊だったと思う。





 飯盛山からR118に入る。芦ノ牧温泉を過ぎ、田島に向かわず、須賀川方面へ左折した。

 そして、こんな晩秋の光景に出会う。





 さらに全山紅葉にも・・・

 R118、交通量も少ないし、穴場の紅葉スポットであろう。ただ、基本的に峠道なので、くねくねルートで暗いトンネルも多い。

 やがて、羽鳥湖へ。画像は撮らなかったが、この湖を拝むのは、10数年ぶりであろうか?青く澄んだ湖面がとても懐かしい。

 R118から再び会津街道へ右折し、暫時、白河方面へ向かう。

 そして辿り着いたのが・・・





えびす食堂(岩瀬郡天栄村大字下松本字片平2-3)

 このあたりで地元密着ということで、好評の食堂でした。





 オーダーしたのは「ミソチャーシューメン」、チャーシューが着丼する前に炙られている?お肉が、温かくてとても香ばしい。野菜もたっぷり、そしてしっかりと炒められていて、会津味噌のスープに実によく調和していた。中太の麵も歯応えあり。

 自家製の辛子味噌もサービスで別皿にて登場。これもスープに絡ませると絶妙な辛味風味となる。

 その他、定食物や丼物などご飯もののメニューも充実していた。穴場でせう。

 ほぼ完食し、超腹一杯になりました。ご馳走様でした。





 会津街道から、矢吹町へ出る県道に出て、R4バイパスに入った。細いくねくね道でもない。暗いトンネルもないバイパスは、なんと平和で退屈なルートなことよ。ポカポカ陽気だし、かなり眠くて困りまくった。

 またいつものように、大玉村の農村広場に併設する「お食事処たまちゃん」にて、カフェオレソフトを食べる。甘くて美味しいし、走りっ放しの疲れがとれる。

 そして夕刻近くにここから一気に帰福した。

 トップの画像は、帰宅前に陽が落ちるぎりぎり寸前に福島市の某PAで撮影したものです。



FIN



番外編



撤収の巻



2021年11月5日






 このところ、記事が追いつかないほど精力的に遠乗りしていたのだが、祝日のこの日は、疲労が溜まっていたようで寝坊しちまいました。

 これではいかんと自らを鼓舞しながら、ぱっと起きて1日の工程を開始する。しかし、愛機が始動すまでずいぶん時間がかかった。





 天気は快晴だし、気温もずいぶん高い。絶好のツーリング日和ではないか。

 完全に出遅れたけど、とりあえず土湯峠に向かった。しかし、ポカポカ陽気で本当に心地よいなんて思っていたら、官憲がレーダーやってるし。

 混み合う「道の駅つちゆ」はパスし、土湯トンネルをくぐった。しばらく、紅葉の猪苗代を楽しんでいたのだが、なんだか磐梯山方面から雨雲が広がっていて、周囲が暗くなってきた。

 そしてパラパラと雨が落ちてきた。やがて本降りに。おいおい!

 でもご安心ください。筆者の防寒装備、ウエア・パンツ・グローブ等、すべて防水仕様であった。ウフフ!なんてほざいているうちにR49が近づいてくる。雨は上がってきたが、会津方面はどんよりとかかっている雲が目立つ。

 とりあえず若松市内を目指し、スロットルを上げ続ける。日は差しているけれど、アスファルトには雨の匂いが漂っていた。やがて市街地に入る。

 信号待ちで、何気に燃料コックをリザーブに回してみると、ドバドバとガソリンがダダモレしてきた。なんじゃこりゃ?慌てて”オン”に戻すと漏れは止まった。後刻、同じことを試してみたら、今度はガスの漏れはなかった。

 おそらく、予備タンのパイプ、いや燃料コックそのものが経年劣化していると思う。燃料コックは消耗品だが、29年間、まだ一度も交換していない。出先で大変なことになる前に処置しないとヤバイことになると直感的に思った。北海道ツーリングで危機的なトラブルを幾度も体験しているもので・・・
 





中華料理萬来軒鶴賀店本店(会津若松市鶴賀町2-20)

 R49沿いで、お店の前を何度も通過しているが、利用するのは初めてだ。どうやら、地元密着型のお店のようで、常連さんが多い気がする。オーダーしたのは「豚肉細切りチャーハン」。豚肉とピーマンのあんかけが旨し。そしてチャーハンのボリュームも充分だし、パラパラしていて本当に美味しかった。





 「スタミナ餃子」なるものもオーダーしてみたが、こちらも肉汁たっぷりで本当にジューシーなお味である。存分に中華を喰らった。ゴチになりました。こういうお店が近所にあったらいいなあと思う。

 さて、これからなのだが、R118から芦ノ牧温泉~下郷~須賀川、そして帰福となんとなく思い描いていた。しかし、時刻は14時をまわっている。このルートをとったら、かなり遅い時間になるであろ。

 撤収~

 とりあえずR49からR118には左折した。そこから白虎隊自刃の地「飯森山」に機首を定める。本当に悲しい史実だ。

 でもね、日本史は、会津の存在があるからこそ美しい・・・

 って、司馬遼太郎がいってました。

 ”ならぬことはならぬものです”

 さらに飯盛山の参道手前で左折してR49号方面に左折、すぐに「強清水」の標識を右折。滝沢本陣前を通過した。

 寂しくて細い山道をひたすら登っていく。それでもきちんと集落は存在していた。

 やがて会津街道へぶつかった。左折してすぐにR49に合流する。たまたま、本当にまぐれなのだが、結果的に凄いショートカットになった。もう、すぐそこが猪苗代町である。





 陽が傾いてくる。やはり若松市内で撤収して正解である。猪苗代湖畔のR49沿いで1枚撮影した。





世界のガラス館”

 いつもトイレ休憩で利用させていただいて、すいませんねえ~恐縮です。このあたりは観光道路なので、行楽シーズンは常に渋滞している。

 今回は、少し時間をとってガラス細工を見学させてもらう。素晴らしい芸術作品やお手頃なお土産サイズのモノなど実に多岐に溢れていた。次回はネコのガラス細工を購入してみようかなあとマジで思った。ペットロスの筆者は、天に召されたうちのにゃんをつい彷彿してしまったもので。





 猪苗代方面から土湯トンネル手前のPにて・・・

 定点撮影なのだが、いつものように磐梯山に沈む落陽を拝みながら・・・

 薄暗い土湯街道を静かに下りながら帰宅した。



FIN



記事 北野酔眩



2022.1.8UP



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