猪苗代湖一周ミッション




青松浜にて(防寒ライジャケ竜鳳、やっぱりイカツスギル?)



2021年10月31日



猪苗代湖一周ツーリングをした記録




 先週、会津若松市内~東山温泉~郡山市湖南町へ抜けるルートで、帰福する予定に失敗したリベンジである。






 いつものように土湯峠に突入した。土湯トンネルを過ぎると紅葉の素晴らしいのなんのって。

 ワタシ、ハイになって、ハイになった・・・♪ 

 おそらく今が、土湯峠の紅葉シーズンのピークなんだろうなあ・・・





 紅葉に囲まれた土湯街道を R49に向かって突き進む!天気はイマイチであったのだが、徐々に回復しつつある。

 う~ん、どうも一話完結はムリポだ。

 明日は明日で、どこかにツーリングに行くと思うが、まあ、ゆっくりと話を進めよう。

 とりあえず、今宵はいったんオヒラキといたします。あしからず!

 いい夢みろよ!





 土湯峠で白バイとすれ違った。こんなところにもいるもんだねえ。

 さて、猪苗代湖畔(R49)に出た。西に向かって悠然と走る。

 次第に気温が上昇してきた。青空も広がってきている。絶好のツーリング日和になった。

 名倉山を過ぎたあたりから、R49から左折し、湖畔のルート県道376へ入る。ここで県営会津リクエーション公園なるところで、WC休憩をとった。基本的に食事とトイレがないと走りっぱなしなるもので。

 小石ヶ浜とか中田浜・埼川浜などの細い湖畔の道を道を快走していく。

 そして、このあたりで行き止まりになった。無理に林道を突破すれば行けるのかもしれないが諦めて会津街道に出る。

 R294の山間部を走り、再び猪苗代湖畔の青松浜に辿り着く。久々にやってきた。これが冒頭の画像です。

 ここの湖岸はキャンプ場でもある。しかし、張り紙があり、コロナ禍なのでキャンプは自粛してもらいたいと書いてあった。

 それでも単独で日帰りのオジサンたち(2組)が、焚火台で炭火を起こして、肉かな?なにかを炙っておられた。





 青松浜から内陸部の湖南町の中心部「福良」へ向かった。行きつけの大阪屋食堂で久々に味噌ラーメンを食べようと思っていた。

 がっ・・・

 あいにく駐車場まで行列ができていた。人気の食堂だからなあ・・・

 諦めて、もう少し先にある以前から気になっていた食堂にしよう。ここからバイクで10分ぐらいだろう。





えびな食堂(湖南町三代字京塚565-1)

 ずいぶん混んでいたのだが、駐車場も店内も広いのですぐにテーブル席に案内された。お薦めメニューは、ねぎラーメン・みそタンメン・しおタンメンだそうな。ここ湖南といったら味噌だろう。ためらわずにみそタンメンをオーダーした。

 着丼した味噌ラーメンのボリューミーさはなんだ?素晴らしい野菜の量だ。豊潤な田舎味噌が味わい深いスープだ。麺は喜多方系なのか?中細縮れ系で、ツルッとした食感である。

 味噌タンメンのスープには、がっつりニンニク味とその香りが濃厚に漂う。湖南の味噌にハズレなし。僕は気にならないのだが、帰宅したら匂いに敏感な家人になんか言われそうだが、とても美味しくいただいた。(帰宅したら、翌日までニンニク臭いと騒がれた)

 さて帰路、ここから猪苗代に向かえば猪苗代湖一周は完了するのだが、湖南~猪苗代間は、今まで何度も走っている。それより久々に三森峠から郡山市街に出るルート(県道6)をセレクトした方が適切だろうと判断した。

 紅葉の三森峠の景色を楽しみつつ、R4バイパスに出た。下界はポカポカと暖かい陽気で、流れのままに北上していく。

 大玉村の農村広場でトイレ休憩をとった。





 この広場に併設する「食事処たまちゃん」で、北海道あずきソフトを食べた。あずきの風味が濃厚で、実は好みだったりする。そして甘味が疲れた身体を心地よく癒してくれた。

「あのオジチャン変!」

 近くでやはりソフトを食べていた5歳ぐらいの子供が、筆者の方を指差しながら吹き出していた。どうやらいかついバトルスーツ姿の僕がショッカーが送り出す怪人のように見えたらしい?うっせえわ!クソガキが・・・

 「あっ、変なオジサン♪あっ、変なオジサン♪」と言いながら踊りだしたら、その子は、ドン引きして固まってしまった・・・一部架空

 天高く馬肥ゆる穏やかな陽気の中、ヨシムラサイクロンの重厚な響きと共に帰福した。



FIN



番外編



極寒ツーリング



2021.10・23






 本日、早朝から氷雨が降っていた。どうして、休日になると雨になるのだろうか?

 リーマンライダーの僕は、基本的に休日しかオートバイに乗れない。休日召集も多いので休みは貴重だ。

 午前10時過ぎぐらいになると、なんとか路面も乾き始めたので出動する。

 R4を南下。気温は10℃から12度ぐらいだった。もう、革ジャンでは対応できない寒さだと思った。防寒ジャケ、パンツじゃないときついだろう。

 目的の一つ、郡山ブラックの有名ラーメン店で昼食をとり(後述)、猪苗代方面へ向かった。ベースの土湯峠から帰福しようと思ったのだが・・・

 雨の境界線は、R49磐梯熱海付近だった。このまま猪苗代に向かったら、本格的な雨に絶対にやられる。会津方面の天気予報は雨だ。風も強いし。ぱらぱら降っている雨を背に母成グリーンラインから沼尻温泉~土湯街道へ向かう。グリーンラインはかろうじて陽が射していたけど、路面は雨に濡れていた。

 土湯街道は、陽が出ていたものの風が強く寒い。土湯トンネル手前のPAで撮影したのが、冒頭の画像だ。背景の山が箕輪山である。登山やスキーで何度利用したことか。投薬の副作用や2度の術後の体力的な衰えが顕著なのだが、なんとか生きているうちに山行を復活させたい、もうひと暴れしたい・・・

 そんなことを考えながら、土湯トンネルを抜け、道の駅「つちゆ」でトイレ休憩をとる。

 あと、拙宅まで一息だと思い、防寒グローブをはめると右手の小指が曲ってしまい、小指がヒットしない。末梢神経まで相当いかれている筆者のバディは寒くなるとこういう症状が出るようだ。もう、満身創痍なのだなあと改めて実感しつつスロットルをあげた。





麵屋 信成(郡山市堤2-223-1)

 黒醤油特製。特製だとチャーシュー増量、味玉が入る。さらに白髪ねぎがいいインパクトを出していた。

 スープは郡山ブラック。ブタガラ・トリガラの旨味がよく効いていた。スープの色のわりにぞんがいさっぱりした味わいである。味玉やメンマも美味しい。ほぼ完食した。完成度が高い郡山ブラックだと痛感した満足の一杯だった。

 女性店員さんの接客が、とても丁寧で好感度高し。



2022.1.10UP




FIN



記事 北野酔眩



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