会津ソースカツ丼ツー




土湯峠にて(防寒ライジャケ竜鳳)



2021年10月24日



会津若松市内でソースカツ丼を食べた記録




 さてこの日は、全県的に晴れで気温も上昇するとのことなので、会津方面に向かうことになりました。

 ただし、先日、革ジャンでたいへん寒い思いをしたので、防寒のライジャケを使用した。好みが分かれるところだが、なんだかんだ言って10年以上着用してきた弐國堂の竜鳳というJKTだ。流石に暖かい。パンツは、コミネのポリエステル製にした。もちろんインナーにスパッツは履いた。これで下半身もずいぶん防寒対策になる。

 出発したのは10時ぐらいかな。朝の低温の中の走行は避けたいので、故意にスタートを遅らせた。

 土湯峠からレークラインに入る。それなりに交通量が多いが、四輪の方が道を譲ってくれるので、いいペースでワインディングをクリアしていった。天気も気温もまあまあかな。

 レークラインをを抜け、桧原湖畔をかすめつつ、久々にゴールドラインに入る。思ったほどは混んでない。紅葉が綺麗だけど、見頃は来月上旬になるだろう。

 R49に入り、会津若松市内に入った。やはり混雑してきた。そろそろ遅い昼食をとりたいと思っているうちに鶴ヶ城付近まで来てしまった。ここで、たまたま見つけた老舗食堂(すみれ食堂)になにか強烈なインパクトを感じる。ここにしよう(後述)。

 食後、時間が押しきたので、久々のお城の撮影は断念し、東山温泉方面から、湖南に抜けようと考えた。

 がっ・・・

 東山ダム付近のルートに入ってしまい、道がだんだん細くなってきた。まあ、いつかは白河方面に続く会津街道へ出るだろうと楽観視していたのだが考えが甘かったなし。

 長くなりそうなので、続きは後日ということにしてくなんしょ!

 さすけねえ・・・






 しかし、この東山ダム横の道路、ダムを過ぎても細々と続く。一応、路面が舗装されているので、どんどん進んでいった。しかし、人気がない。

 時折、車が駐車されているが、これはキノコ採りか渓流釣りの方のものだろう。

 これほどの山奥にも小さな集落が点在しているのには驚いた。それにしても変だと思い、TMで確認してみたら、やがて林道になってしまうみたい。

 時間は15時を過ぎで、陽が大きく傾いている。こりゃ、湖南に出るのは諦めてR49から土湯街道に戻ろう。慌ててR49に引き返したが、行楽シーズンだけにあちこちで渋滞していた。

 ようやく猪苗代に入り、「世界のガラス館」にて、お手洗いをお借りしてまた出発。

 考えてみれば、昼食とトイレ休憩以外は、ずっと走りっぱなしだ。肩や肘が痛い。

 いつもの土湯トンネル手前のPAで、磐梯山に沈んでいく美しい夕陽を撮影した。↑の画像である。

 17時過ぎの土湯峠の気温は、8℃だ。昨日とあまり変わらないが、防寒JKTのお陰でかなり暖かであった。

 お城近くの老舗食堂でとった昼食の話は、また後日ということで・・・・・

 あしからず!





すみれ食堂(会津若松市城前9-53)

 前回の続きなのだが、なんとなく・・・インスピレーションが動いた古き名店であった。実はこの町の某病院で誕生し、幼少期を過ごしていたのだが、知らなかった食堂だ。

「バイク、もっと奥に詰めて・・・」
 お店の横にマシンを停めようとしていたら、ご年配のオジサンから指示された。

 どうやら店主さんのようだ。奥さんが料理担当で、オジサンが接客を担当している。

 しかし、オジサン、てきぱきとしながらも気さくな人柄の接客態度がお見事だ。





 せっかくだから、ソースカツ丼(カツ2枚)をオーダーした。

 地元密着のお店らしく店内は混み合っていた。厨房のオバサンが、一つひとつ丁寧に造るから時間はかかる。

 矍鑠としたオジサンが、「お待たせしてすいません」といいながら配膳するので、モンクを言う人などいない。誰もが黙食でモクモクと食べていた。

 やがて運ばれてきたソースカツに唖然とする。あまりにも凄いボリュームであった。





 この恐るべきカツの固まりが重なっている光景は驚異的だった・・・

 サクサクのカツに甘じょっぱいソースがよく絡む。実に旨し。ガツガツと食べる。

 別皿によそられたキャベツはなに?

 小鉢もいくつかついて、本当にお腹いっぱいになる。1週間分の昼食の量だ。

 うちのブログをご覧になっていただいている方からすれば、キタノは贅沢三昧の食事ばかりしていると思われるかもしれない。

 ところが、平日の朝は”おかゆ”です。食べなくてもよいのだが、投薬の都合上。お昼はコンビニのサンドイッチをワンパック程度。晩御飯も少々・・・

「さっきから地図を見ているけど、どっから来たんだい?」
 オジサンが話しかけてきた。

『福島市内です』
「若松市内にきょうは泊っていくんだろう?夜は冷えるよ」
『いや帰ります。明日は仕事があるもので』
 そういうと、まるで好々爺のように頷いておられた。

『ごちそうさんでした』
「お気をつけて」

 14時半ごろ、超満腹の大ダメージを受けたものの、老夫妻に見送られながら、人情食堂から静かにスロットルをあげた。

 次は、ハーフソースカツ丼にしようと秘かに思う。



番外編



冬来たり



2021.10.17






 日曜の本日、朝からまた雨かよとがっかりした。

 四輪で、市内をいろいろ用足しをして自宅に戻る。そろそろ夏物と冬物の交代作業をせねばなるまい。ちまちまと半袖をしまい、長袖シャツを出す。

 午後、雨が収まって来たけんども、寒い!

 夏から一気に冬じゃん。気温が10℃を下回っていた。極端なんだよなあ。

 カドヤの革ジャンにインナーやフードを取り付け、足元には、新調したばかりのフッドウォーマーを巻きつけ夕刻に出発。もちろん防寒グローブ仕様。このグローブは安物だからまったく手に馴染まん!

 ぶつぶつ文句を言いながら、雨上がりの福島市内ひとっ走り、20数キロを周遊して参りました。

 もしかしたら、風をひいたやも?

 この日、吾妻山で初冠雪。磐梯吾妻スカイラインは、路面凍結で通行止めになったそうだ。


 この冬は厳冬の予感・・・





 本日のお昼は、久々に訪問させていただいた。

 とんかつ くら島(福島市三河南町19-20)

 時間も押して来たゆえ、多くは語らぬが、お勧めの上ロースカツ定食、マジで旨し・・・



2022.1.16UP




FIN



記事 北野酔眩



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