会津新蕎麦ツー
2021年10月29日
旧山都町まで新蕎麦を食べに日帰りツーリングをした記録
過ぎた日の記録で恐縮だが、10月末に新蕎麦を食べたくなり、またも土湯峠を越えて会津方面に向かった。 |
途中、レークラインへ入る。お天気は曇天ながら、紅葉の美しさはやはり異様だ。所どころ、紅葉の樹々のトンネルが点在し、眩暈をおぼえるほどの神秘的な光景になっていた。画像は、レークライン後半の涼風峠Pにて。 レークラインを走り抜け、R459から喜多方に向かう。このあたりの紅葉も秀逸であった。でも寒い。気温は10℃以下だと思う。 喜多方の市街地に入る。実はラーメン大好き人間が、この地域を素通りするなどあり得ない。まさに後ろ髪を引かれつつもR459で旧山都町へと・・・ 市街地を過ぎると、R459って国道のくせに酷い道だった。狭いくねくね道で工事中ばかり。時折、ダートさえ存在した。まさに酷道459号線である。こんな悪路を突破して到達する旧山都町って、どんだけ秘境なのだろうか? ようやく山都町に入るが、お蕎麦屋さんってどこ?適当に走って見つけたお店は駐車場が満杯の人気店でした。 |
喬邑(喜多方市山都町中石打場3261‐3) まあでもテーブル席に空きがあったのでスムーズに座れた。ライダースタイルだとブーツを脱ぐのが大変で座敷が苦手なのだ。ちなみにこの日はカドヤのハンマーブーツ。久々に履いたけど、やっぱり履きやすかった。 おっと本題に戻る。オーダーしたのは、「天もりそば」だ。 粗挽き十割蕎麦なのだが、このコシが凄い。「会津のかおり」という品種である。今まで食べていた蕎麦はなんだっとのだろうかというぐらいの素晴らしい歯応えだった。流石、蕎麦の聖地、山都の手打ちである。 |
天ぷらのボリューミーさもお見事である。 大きな海老天2つ。野菜系の天ぷら、あとお魚、多分マスの天ぷらなど充実のラインナップであった。こんにゃくの刺身など、いくつか小鉢もついてきた。 ラーメン好きの筆者だが、旧山都町の新蕎麦は天下一品だと確信した。 |
店内には、やはりこのポスターが貼られているのね・・・ 八重の桜・・・幕末、同じ日本人なのにあり得ないほど会津地方や福島県内各地で残忍な略奪暴行をしまくった。いくら戦争とはいえ、非戦闘員の女子供にまで手出しするなど言語道断ぜよクソ西軍。当時のぞっとするような鬼畜の所業が連綿と語り継がれ、後世に大きく禍根を残してしまった。現在の原発事故問題とほとんど重なる気がする。 天気が回復しつつあり、陽が射してきた。気温も確実に上昇している。 帰路は、酷道459をピストンするのが嫌なので、県道16号線で喜多方市内に戻る。きちんと整備された普通の県道で走りやすい。往路もこちらを利用すればよかったと思うが、時既に遅し・・・ 喜多方市街地から、R121で大峠に入る。トンネルとトンネルの間から、全山紅葉の絶景を何度も垣間見た。本当にこの世のものとは思えない美しさである。 米沢から、東北横断道(無料区間)で、一気に帰福した。 ちなみに喜多方の道の駅で購入したフクロウのネックレス、ルーペ付きで助かる。実は、老眼でツーリングマップルの小さい文字が裸眼ではまったく読めません。 会津新蕎麦ツーリングミッション終了! |
とある日、午前中が休みで午後から出という日があった。なんか中途半端な気分である。朝練でもやるか。寒いけど早朝に出発。 土日は渋滞になるほど混み合う磐梯吾妻スカイラインなのだが、平日なら問題なく走れるだろう。 |
出掛けは良い天気だった。土湯峠から野地温泉、そして磐梯吾妻スカイラインへと突入する。そして、霧の中へ。なんだか小雨模様だ。 気温も低し、頂上付近には、残雪が点在していた。もう、紅葉シーズンは終了している。筆者が写っている画像は、ツバクロ谷Pにて。寒い。 弐國堂の防寒ライジェケ(竜鳳という)、暖かいけんどもバトルスーツ仕様で、かなりいかつい気がしたりもする。とても使いやすいが・・・ |
高湯温泉にて。 テクニカルコーナーを縫うようにクリアしながら下山し、天下の名湯高湯温泉が近づいてくると、きちんと硫黄の匂いが漂っていた。紅葉が綺麗になって来る。 |
もう少し降ると、冒頭の画像と同じ位置です。紅葉の見ごろのピークだろう。 ライダーさんや四輪の行楽客の皆さんも道路脇のPAで撮影していた。 |
磐梯吾妻スカイライン、震災前は通行料が高額で敬遠していた。でも無料になり、かなり身近になった東日本屈指の変化に富んだ風景と走りごたえのあるルートだと思っている。 本当に敬服しているので、シールドにワッペンを貼っていたりもする。 年に数回ぐらいしか利用しないけど、間もなく冬季通行止になるし、今シーズン最後の走りとなるだろう。 帰宅後、熱いシャワーを浴び、素早くビジネススーツに着替えてから出勤する。 さすが朝練、けっこう疲れました。 |