奥会津ツーリング2024



只見川沿いにて

奥会津(金山町)まで天然炭酸水を飲みに愛機を走らせた記録。

2024.5.26




 昨日は午後から出勤だったのですが、仕事の合間に県内のマップを見ていると奥会津の金山町に知る人ぞ知る天然炭酸水が沸いているそうな。

 
しかし待てよ、金山町って只見の手前の相当奥地だ。うちから片道150キロ以上はあるだろう?四半世紀ぐらい前にヨッシーと只見ダムツーした以来かね?

 あん時は、裏磐梯でキャンプしてから早朝に出発した。それでも帰宅したのは深夜だった気がする?
まあ昔の話だ。なんにも覚えてましぇん・・・

 でもね、天然炭酸水が沸いてるって、北海道の養老の滝にあるドランゴンウォターみたいな感じ?だったらスゲーと思う。行くしかねえべし。福島市内の自宅を8時台には出発しました。

 R115から、猪苗代スキー場へのローリングを楽しみながら猪苗代の街中を抜け、R49入る。猪苗代湖の翁島港あたりを疾走した。

 気温は20℃ちょい、空気は乾燥していて爽やかだった。

 やがて、若松市内へと突入していく。ちなみに筆者がこの街の某所で生まれた地だ。





 古川農園(会津若松市倉橋字21鏡山21)でございます。

 猪苗代のR115からR49へ右折して、会津若松市内へ向かうと、やがて古川農園が見えてきた。やってるなら、久しぶりにここで昼食にするかあ〜

 だいたい11時少しぐらいなのだが、既に行列出来ていた・・・

 30分ぐらい待って、その「肉そば」という奴をオーダーしました。鶏ガラ・ブタガラのダシがよく効いたシンプルスープが実に旨い。

 ほぼ完食できた!懐かしいな、ここに来たもの十数年ぶりだと思う。





 古川農園の”肉そば”を充分に堪能しました。

 渋滞気味の会津若松市内R49を北上した。会津坂下から只見に向かう。そして会津柳津の道の駅で小休止しました。

 何十年かぶりにやってきた柳津、いいところではないですか!

 小用を済ませ、アイスコーヒーを飲む。やっぱりバイクから降りると暑い。





 三島町を駆け抜けた。山深くどこまでも大自然の中のルートである。冬はどうなっちゃうんだろうか?北海道でいえば、道北クラスだと思う。





 ずっと気になっていた金山町に入る。陽射しが少し強くなってきたので、ロンTを脱いで、半袖シャツの上にライジャケを羽織った。

 やがて「天然炭水場」の看板が見えてきたので右折する。ここかあ?あまり人の姿は見えなかった。

 ところが、井戸は蓋で塞がれている。水不足とかなんとか書いてあったけど本当は5年ぐらい前に転落事故が遭ったみたい・・・

 それで閉鎖かい?





 ここまで来てナンタルチア!

 と思ったら、井戸の脇にチョロチョロと湧き水が出ておりました。

 これも噂の天然炭酸水かと手ですくって飲んでみた・・・





 まさにふぐすまのドラゴンウォーター、素晴らしい。

 微炭酸!

 でした。旨い。これでウイスや焼酎の炭酸割にしたら最高じゃないですか?
次回は是非水筒を持参しませう。

 昔は、ドイツとかに輸出されていたらしい?現在もペットボトルで地元の道の駅にて販売されている。ネット通販も?





 炭酸場前のPAで、デジカメで一枚撮影した。会津地方の典型的な家屋だな。雪深いのでトタン屋根が一昔前はとても多かった。





 噂の金山町〜三島町の只見川沿いのルートを走った。只見川って、まさしく青の大河。ただし、かつてここに住んでいた知り合いの話だと存在するのみの大きな川?という方もいた。よくわからぬが、僕はスケールのでかい川だと思う。

 その美しき青き大河を縫うようにふるさと只見線が精一杯疾走していた。撮影していた撮り鉄の人たちと僕も画像のシャッターをパシリ!





 その後、スロットルをあげ続けていると、三島町あたりで、只見線の列車とゼファーがなんと並走しておるではないですか?かなり感動した!

 しかも乗客の方が僕に手を振ってくれている・・・

 超嬉しいです!

 手を振る人へ笑顔で答え♪

 俺はねえ、テツオタではないが、必ず只見線に乗ってやる・・・

 という誓いが決意に変わった瞬間でもあった。





 先週末は、会津若松市へ泊りで出張、明日からの土日も出張です。僕に休日はございません。

 というわけで、青い只見川と只見線のあたりを延々と走り続け、道の駅会津柳津で復路も小休止とした。

 売店で、ソフトクリーム?を食べる・・・

 ライダーって、ぞんがいソフトクリームが好きなんだよねえ〜

 甘い、なぜなのだ?店の人に聞くと栗が入っている栗ソフト?まあ、とても香ばしく美味しかったです。

 ここから再び出発し、磐越道の会津坂下ICから猪苗代ICまで高速道路を使っちまいました。だって、坂下町や若松市内のR49の渋滞に巻き込まれるのが嫌なんだもの。

 その後、順調に土湯峠を越え帰福したが、妻の機嫌はやっぱり悪い・・・

『これえ〜、柳津の道の駅で購入したお菓子なんですけど?』

 黒板五郎が、菅原文太にカボチャを渡すシーンを連想してください。

(これえ〜、うちの畑で採れたやつなんですけど)

「そんなもん、いらないわよ!」だって・・・

 ドンマイ!


総走行距離 320キロ


2024.6.10UP


FIN



記事 北野酔眩



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