村上ツーリング





米沢市内のPAにて

新潟県村上市にて、海鮮料理を食べて帰福した記録です

2024.5.4




 知人N氏からマスツーリングに誘っていただいた。

 目的地は、新潟県村上市です。あの笹川流れや鮭の逆さ吊りで有名なスポットでござんす。過去にクロカブツーリングで一度走ったかな?

 福島市内のフルーツライン沿いの某所に午前8時集合。かなり時間前に到着したのですが、既に何台か集結していた。

『初めまして、よろしくお願いします』
 N氏から皆様にご紹介していただいた。

 メンバー7人、知人のN氏以外は初対面でした。僕と同世代かやや上の皆さんです。定期的にマスツーリングをされているそうだ。気さくなライダーさんばかりでした。

 ちなみに全員男性陣です。マスツーリングが長続きするには、この組み合わせがベストかもしれない。昔、某ツーリングクラブに属していた時期もあるが、メンバー同士の男女関係のモツレなどで嫌な思いをしたことがあった。まあ当時は皆、若かったもので。

 それにね、少しぐらい男同士で男の本音で語り合う、男のメロンの世界があってもよいではないか?





 8:00 出発。

 東北横断道福島IC(無料区間)に入る。つまり大笹生から乗りました。お天気晴れ。ただまだ五月の初旬なので少し肌寒い。

 事前にN氏から冬装備必携とメールをいただいていたので、上のライジャケはウィンターを着用していたので快適でした。

 栗子トンネルなどを越え、山形県内へ突入した。米沢北ICで、高速道を下りる。以降県道113に入り、新潟県内を目指しひた走った。





 天気が良いわりに湿度が低いので、絶好のツーリング日和である。R113を日本海に向けひた走った。

 南陽市〜飯豊町〜小国町を通り過ぎ、関川村へ入る。ここでR113をやや北にそれ、「女川ハム工房」のPAで休憩となった。

「キタノさん、ここのハムやベーコン、マジで旨いですよ。晩酌のつまみにぴったりです」
 N氏から言われた。マジっすか?それならということで”ベーコンの燻製”をいくつか購入した。待てよ、ベーコンってもともと燻製じゃねえかとも思ったが、より茶色の燻製色だった。ちなみにこの夜、酒のつまみで食べたベーコンの燻製、実に美味ぜよ。

 これだけを購入しに女川ハム工房に来てもよいと思ったぐらいだ。





 気温がぐんぐん上昇してきた。R113に戻り、やがて村上海岸へ。笹川の流れの美しいのなんのって。本当に本当に綺麗な海岸線であった。

 昼食をとるために”和風レストラン美咲”のPAに入る。丁度、腹も空いてきた頃合いだ。ここでN氏と記念画像を撮った。

 ちなみにNinja乗りのN氏、バイク歴43年の筆者と同世代で最初のバイクはFX400から始まったそうだ。僕はGS400EVが原点でした。





 和風レストラン美咲(新潟県村上市岩ケ崎)

 ずいぶん昔、同じ名前の方とFail in loveした過去があったぜよ。結局ふられたけんど。昭和の話しだす(TT)

 少し待ち時間はあったけど、大混雑のGW期間のわりにはスムーズに席に着けた。
こちらのお店は、いわゆるオーシャンビューというやつで、窓越しに美しい村上海岸笹川流れが拝めた。

 皆さん、天丼とか塩引き定食とか思い思いのメニューをオーダーされていた。おそらく過去のツーリングで、幾度か来店されているのでしょう。

 僕は、ちょっと値が張るが”鮭親子丼”というやつをオーダーしてみた。

 暫し待つと鮭親子丼が運ばれてきた。あま〜いはらこが美味しいのはもちろんだが、鮭が旨い。特に皮の脂身が、凄い旨味でした。ご馳走様でした。はるばるここまで来た甲斐があったというものよ。





 食後、白い砂浜と青い松の村上海岸を北上する。

 筆者のTM東北が10年以上前のものなので場所が特定できなかったが、キャンプ場のような広場のPAで食後の一休みをした。





 村上海岸「笹川流れ」、実に見事な海岸線だ。空には一片の雲もなし。るで30数年前の僕の心のように澄み渡っている。

 なんて感慨にふけっていると、十台ぐらいの珍走がブンブンと駆け抜けていった。昭和の光景である。知らないオッサンが「久々に見た」と言いつつ爆笑しながら歩いていった。まさに走る化石というやつか?





 その後、村上海岸笹川流れから内陸部に入る。

 舗装された林道?なかなかバンク角の大きいコーナーをクリアしていく。

「キタノさん、峠道に入ると水を得た魚のような鋭い走りをしますね」
 N氏らが仰せになるけんど、ワインディングの腕は衰えたりとはいえ、僕の専門分野でした。まあ、ほどほどに攻めました。

 実は若い頃、菅生でレーサーライセンスを取得していた事実は内緒だ。

 人の人生には、いろいろなドラマがあったりする。





 やがて、幻のうどん・そばの自販機が存在する「ペガサス」へ到着する。修理部品の生産終了などから、自販機の台数は衰退の一途を辿っているそうな。

 歴史的文化遺産だと思う。





 なぜか、エロ系のUFOキャッチャーのゲーム機もありました。

 このご時世で、こんなエロいことをやってたら、人類が滅びてしまうのもやむなしか?

 でもゲームをやりてえ・・・

 このドキムネ感は、ビニ本自販機の前に立った青春時代のあの日あの頃の罪悪感に酷似しているぞ!

 ↑昭和だ・・・

 今の俺は、いろいろな意味でかなり矛盾しているような気もする?





 一応、TMを観ながら書いているのですが、10年ぐらい前のマッポーなんで、どこがどこを走っているのかまったく解読できませんでした。

 ペガサスという有名な自販機から出発し、無料の有料道路に入り、多分南陽市あたりでしょうか?道の駅に入った。上山付近?ここで職場にお土産を買う。

 時刻は18時半を過ぎていた。

『今、山形県内の道の駅なんだ』

 一応、家人にTELすると夕食は途中で食べてきてとのこと。
「キタノさん、ツーリングに行くならお土産買ってきて」
 J子さんから言われていた。

 今年度から転勤で10年ぶりに再び同僚になったJ子さんには逆らえまい。

 北海道ツーリングの頃からどれほど貢いできたことか・・・

 わかりましたよ・・・





 その後、東北横断道米沢北IHから福島大笹生ICまで一気走りでした。

 トンネル以外は真っ暗でした。老いて夜目が効かなくなった。つまり僕にはつらい高速道路の夜走りでした。

 大笹生の道の駅で暫し談笑した後、解散。帰宅したのは21時半でした。

 本日の走行距離380km。こちらのチーム、このぐらいが普通だそうです。

 終始先頭を走られていたニンジャ乗りの方のリーダーシップは実に白眉でした。

 ちなみにこの日は、3人の方がニンジャオーナーでした。根強い人気だと思う。

 お世話になました。とても楽しかったです。

 で、僕はツーリングの翌日もこの記事を書いた当日も翌日も休日出勤となれりけり!

 ドンマイ!


総走行距離  380キロ


2024.6.12UP


FIN



記事 北野酔眩



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