兼六園にて







最終章



 5月5日

 朝方、ともちゃんの旦那のNagaさんが、いちさんと筆者が同じ布団で仲良く並んで寝ている光景を目撃して”〇モタップ”と叫んでいた記憶があるのは気のせいか?

 というわけで、ほどほどの時間に起床。ともちゃんにポテトサンドとコーヒーの朝食までご馳走になってしまいました。美味しかったです。ありがとうございました。
 本当に恐縮した筆者は、ともちゃんちに最敬礼45℃のお仕儀をしてから、出撃いたしました。

 ともちゃんがお仕事なので、Nagaさんも日中は高速道路の旅に出るということでおつき合いいただく。

 まあ、とりあえず兼六園へ・・・
 金沢では、これだけが心残りだったのです。せっかく小京都とよばれる金沢へ来ているのに見逃してはもったいない。

 というわけで、兼六園の入口だけで、記念撮影を済ませた。

 その後、Nagaさんの先導で、北陸道へ乗った。そして、ひたすら高速を走りまくる。行きも寄った流杉PAで休憩。このあたりで往路で休んだのが遠い昔のように感じるのは気のせいだろうか。もう、旅も6日目となった。GWにこんなに長い旅をしたのは初めてのことである。

 名立谷浜SAでは、昼食(カツカレー)を食べた。
 いちさんが「キタノさん、本当に肉が好きだよね」と、呟いておられた。その通り、筆者は、トンカツが大好物なのですよ。

 腹を満たして走り始め、やがて上信越自動車道へアクセスする、いちさんやNagaさんとはお別れだ。

 お世話になりましたと大きく2人へ手を振った。ここから単騎北陸道を北上していく。
 
 新潟の黒埼SAで、休憩をとった。会津若松まで、あと100キロちょっとという情報を入手して、北のサムライが蘇った。

 後は鬼走りあるのみ。

 真っ赤な夕陽が懐かしき安達太良の空にゆっくりと沈んでいく頃、ふらふらになりながらも拙宅に帰還する北のサムライの後姿あり。

 この旅で、お世話になった皆様、本当にありがとうございました。

 いい旅、よき仲間に乾杯!



記事 北野一機



2010.7.4 UP完了



画像提供:いちさん、Nagaさん



FIN



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