「裏磐梯編」2004.6
桧原湖ママキャンプ場
待ちに待った2日連続の休みだ。天気はピーカン。キャンツーに行くしかねえな。今年は我がベース基地、裏磐梯でまだキャンプはしていない。 躊躇わず桧原湖へ愛機を走らせる。 うだるような暑さだが磐梯山の眺めが素晴らしい。 |
磐梯山の撮影が終了した後、何気に愛機を見ると日陰のなかで、そっと待っていてくれた・・・ように見えた。荷物をいっぱいに背負って。 |
桧原湖の水位はやはり高かった。いつもより手前にテントを設営する。去年の11月以来だ。 さっそく備長炭で焚き火台へ火をともす。備長炭って火のつきが悪い気がするが。 草刈作業途中の管理人のおじさんがわざわざ挨拶に来てくれた。 |
愛機を出しやすいように移動させる。荷物のないマシンって驚くほど軽かった。 ウィンナーやハムなどを片っ端から焼いた。そしてビールと一緒に流し込む。 この瞬間がたまらなく好きだ。 |
今度は、おばさんが「わらびのおひたし」を差し入れてくれた。いつもすいませんねえ。 おひたし。とても美味しかった。薬味の生姜がなんとも絶妙の味の相乗効果を醸し出している。酒のつまみにぴったり。 |
日が落ちてきた。 ランタンに灯をともす。 マントルの灯はとても優しい。 日常のことなど全部忘れた。 |
気温が急激に低下してきた。前室へテーブルや荷物を移動させた。 酒も焼酎のお湯割りに切り替える。 |
心地よく酩酊してきた。 明日はどこへ・・・などとTMを開きながら考えるうちにいつの間にか寝てしまった。寒さで夜中?早朝?に目覚めるが習性で枕元、いやシュラフカバーを枕代わりにしていた。 シュラフカバーを使うととても暖かく快適だった。 すぐに爆睡。 |
5時くらいに起床する。 とても寒い。やはりご来光を撮影する人たちがたくさん高級カメラを構えていた。 おそらく、かなり早くから来ていたのだろう。しかし俺はまったく気づかず爆睡していたようだ。 |
気温が急激に上がってきた中、米を炊き、いつもの缶詰定食だ。なんだか久しぶりに缶詰をおかずにしたので美味しく感じた。 灼熱の暑さの中、テントを撤収。管理人夫妻に挨拶して出発。 ちなみに道の駅裏磐梯の「やまぶどうジュース」、よく冷えていて美味だった。 |
道の駅喜多の郷は、温泉施設(蔵の湯)がついた道の駅だ。露天風呂もサウナも完備。さっそく汗を流した。 続いて道の駅内のレストランふるさとにて「ラーメン丼」を食べた。喜多方ラーメンではない。ラーメン丼だ。ボリュームもたっぷり650円也。まあ、話のタネに一度くらい・・・っていう感じだな。 |
喜多方から大峠を越えて米沢へ向かう。 途中、道の駅田沢で小休止。そばが売りの道の駅らしい。昔ながらの建物をそのまま利用していた。 米沢の市街地を避け、小野川温泉方面へ迂回する。緑の多い田舎道。空き地で遊ぶ子供たちから手をふられた。 |
R13に入り一気に福島市内へ。途中、30度を超える真夏日となった。自宅へ戻り、ジャンパーを脱ぐとふと焚き火の香りがした。 俺は夏男だ。ぎらぎらに暑い夏が好きだ。 そう、もうすぐ・・・ 夏の北海道ツーリングまで。 |