浜通りエリアのグルメ



 福島県浜通り地方。当然、海の幸が美味しいお店が多い。いわきから新地町まで南北の範囲が非常に長いエリアだ。そして意外に隠れた名店も多かったりもする。津波や原発事故からの一日も早い復興を祈るばかりです。
チーナン食堂(いわき市小名浜栄町)

 小名浜の有名な、そして歴史あるラーメン屋さんだ。スープは白濁で、豚ガラや魚介のダシがよく効いている旨味が濃厚なお味である。チャーシューメンじゃないのにモモ肉チャーシューが3枚も入っていてボリューミーだった。麺は細麺でとてもシンプルな感じである。人気店なんだろうなあ。外まで行列が出来ていたけれども、ぞんがい回転がよく、そんなに待たなくても席に着けた次第である。
元祖うなぎ割烹”あめや旅館”(いわき市上遠野)

 こちらのお店は昭和63年に利用して以来だから、実に28年ぶりに再訪したことになる。本当に久しぶりであった。豪快な鰻重である。国産鰻独特の弾力があり、臭みのない味だ。ご飯とタレのバランスがいい。創業以来5代目、昔からまったく変わらない甘味を抑えたさっぱりとしたタレで仕上げられている。もちろん、炭焼きにこだわっているそうだ。
  じゃがいも家族(いわき市郷ヶ丘)

 じゃがいも料理の専門店。メニューの数ははかり知れず。グラタン、トースト、唐揚げ、各定食類。就中、辛口のポテトカレーの絶品の旨さは一押しだ。筆者が高校時代から通っている老舗である。多分、いわき市内の方なら知らない人がないぐらいの有名店だ。
メヒコ・マリンタワー店(いわき市小名浜)

 福島や茨城の人ならカニピラフといえば、この店を連想される方が多いと思われる。何年振りだろう?もう、新婚の頃?17年ぶりくらい前以来かも知れぬ。当時より、味が濃くなった気がする。もちろんよい意味であります。たいへん美味しくいただきました。次は、ウニピラフを食べたいかな?
 
  双葉食堂(南相馬市小高区)

 JR小高駅前。双葉食堂は、以前住んでいた家から徒歩でも5分程度だったので、非常に馴染みが深い。画像は、もやしラーメン。辛いけど、病みつきになる美味さだ。震災後、南相馬市鹿島区の仮設住宅にて営業を再開した。
斎春(相馬市尾浜)

 相馬の松川浦では、炉端で魚を焼いているお店がいくつかある。就中、筆者贔屓の店は斎春という民宿兼お魚屋さんだ。実際に宿泊したこともありました。ツボダイやアラ、キンメなど脂の乗った美味しい炭焼きの魚が堪能できる。
 
  斎春(相馬市尾浜)

 ツボダイ&刺身定食をオーダーしました。しばらくすると凄いボリュームの食事が運ばれてきた。味噌汁は松川浦名物のあさり汁だ。ツボダイは実によく脂が乗っていて美味しかった。刺身はとても新鮮で満足した。筆者の古巣の近くなのだが、今も定期的に訪れている。
斎春(相馬市尾浜)

 今回は贅沢にキンキの塩焼きと岩牡蠣をオーダーする。さすがに観光地らしく混雑していて1時間ぐらいは待ってと、従業員のオバサンからいわれた。ようやく出てきたキンキ鯛は脂が乗っていて美味しかった。相変わらずあさり汁も絶品。
 
斎春(相馬市尾浜)

 岩牡蠣の大きさにびっくり仰天してしまう。確かに美味しいが、規格外のサイズだった。味も濃厚で旨み充分だ。なんだか計り知れないパワーがついた気分になる。この牡蠣は松川浦産だ。実は松川浦は海苔と並んで、牡蠣の養殖が非常に盛んである。
斎春(相馬市尾浜)

 相馬市松川浦のお魚屋さん”斉春”の海鮮丼やツボダイ小だ。焼魚にしても刺身にしてもネタが新鮮で美味しい。ここのお刺身は、付近の民宿にも仕出しをしているくらいの実績がある。自家製海苔の佃煮やナマダコも美味しい。
 
  仮設双葉食堂(南相馬市鹿島区)

 ずっと気になっていた。原発事故で南相馬市小高区から移転を余儀なくされた双葉食堂へいってまいりました。往路は、全村避難の飯舘村を通過したのだが、特に通行止めではないので、ぞんがい交通量が多い。移転先は、南相馬市鹿島区の仮設商店街でした。久々に懐かしい中華そばを堪能する。ただただ黙ってラーメンをすすった。なんだか昔のことを思い出してしまい、こみ上げるものをこらえるのに必死でした。自分は本当に無力なオッサンだと思った。 



つづく



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