都賀オフキャン



2011年7月23日(土)〜7月24日(日)



栃木市都賀町”つがスポーツ公園”でのキャンプ会のできごと



参加者16名ぐらい?



 出発の朝、なんだか肌寒い。実は昨日まで、夏とは思えぬほど寒くて、とても半袖ではきつかった。

 まあ、時間がお昼に進むにつれ、気温があがるであろうと予想し、メッシュのジャンパーにインナーを着込んで拙宅を出撃。
 しかし、それなりに意識して荷物を減らしているのだが、相変わらずの過積載であった。途中、酒・食糧の買い出しを済ませるとさらに荷物が膨らむ。ゼファーが重くてサイドスタンドからマシンを立てるだけでも辛い。

 まあ、それでも本宮ICから東北道に乗り、ひたすら南下した。那須あたりまでは肌寒かったけど、宇都宮あたりから暑くなってきた。そして、JCTより北関東自動車道へ乗り換える。

 実は、筆者のTM関東甲信越は、2000年版という、MAPとしてはとてつもなく古いものだ。つまり北関東自動車道がまだ存在していない。さすがにヤバイと思い、東北道に乗る直前に2011年版を購入しておいたのだ。

 北関東自動車道に入ってすぐの都賀ICで降りた。福島からここまで、ざっと200キロというところだ。

 ここから、今回の会場の”つがスポーツ公園”は近い。それに我が愛機にはナビが着いているから、すぐに場所はわかるだろう。

 ところが・・・

 なぜか一時的に迷っていたりするキタノさんでした。こういうところが筆者のお茶目なところだ←(自分でいうな)

 どうにか、スポーツ公園を発見し、一番奥までマシンを走らせると、おお、もう皆さん、結構集まっていて、テントも林立しだしていた。

『皆さん、お久しぶり!』
 macさん夫妻、イトウさん夫妻、おかちゃん、マユミちゃん、Nagaさん、遠く名古屋からのミッキくん、自転車乗りのローホーさん・・・

 この後も次々と参戦者の方々がやって来ます。
 涼しくて過ごしやすい天候の中、いつもように延々と長い飲み会が続いていく。

 イトウさんの奥さんのマリネなどの手料理、ローホーさんの海産物、おかちゃんのエスニック、料理長macさんのポークビーンズなど、美味しいものをたくさんご馳走になり、もうお腹いっぱいである。
 
 暫くして、千葉のやまちゃん、ジモピーのデラックスライダーが参戦!

 その後、いちさんと婚約者の某さんもやってきた。
   まだ早い時間なのに撃沈寸前のNagaさんが、いちさんたちのためにウェディングケーキならぬウェディングお好み焼きを焼いていた。

 そして、ウェディングお好み焼き入刀のコラボレーション!

 オメデトウ!
 パチパチパチ・・・

 と、全員から祝福されていたおふたりさんでした。

 つうことは、ヨッパライダーで、いちさんのテントに乱入し、そのまま爆睡するという暴挙は、永遠に封印されたことになるな(核爆)
 夜は穏やかにふけていく・・・

 初めてフィアンセを連れて、オフキャンに参戦したいちさんが、筆者とすでに撃沈モードに突入していたNagaさんのところへやってきた。

 そして、Nagaさんの腕をペンペンひっぱたいたり、後ろから筆者の首を絞めたりと暴れまくっておりました。
 
 多分、彼女が傍におられるので、照れ隠し的な行動かな?

 でも、報復のテント乱入はやっぱり不可能である?
   デラックスライダーも絶好調にヨッパになってきた。そして、筆者の好物のウイス”余市”が彼のターゲットにされてしまった。
 オオトリで、いらっしゃったのは日本一周女性ライダー、オノデラさんだ。おかちゃんと同級生とのこと。

 このあたりから、皆さん、次々とテントへ消えていく。残ったのは、イトウさん、デラックスライダー、オノデラさん、そして筆者。オノデラさんは、毎年、旦那さんと”青森ねぶた祭り”に参加しているそうだ。
 
 酒の勢いで、誰もがこの夏にいきたいと熱く語っていた。青森港フェリーターミナルの前に出来る仮設キャンプ場で野営してみたい・・・とこの時は筆者も激しく思いました。

 しかし、翌日、酔いから醒めればじっくり青森、つまり本州最北をひとり旅してみたいという気持ちもある。まあ、この場では”ねぶた”の話で盛り上がりオヒラキとなった。

 もうひとつ、ランタンの光度はガソリンランタンが最強だと思う。
   ←何気に朝からテンション高いデラックスライダー氏。ところで今何時だろう?周囲は明るくなってきたが、まだ眠い。でも、もう起きている人がいるらしく話し声が聴こえる。

 天気はいい。どうやら、晴れ男のmacさんが、最強の雨女某婚約者さんのパワーを凌駕したようだ。昨日の夕方あたりにパラパラと雨が落ちてきたけどすぐ止んだし。
 そういえば某婚約者さんに初めてお目にかかった南会津のキャンプ場も雨だった記憶があります。

 というわけで、えい!と気合を入れてテントから這い出した。

 おはようございます!
 実は筆者が持参した食糧(下北のスルメイカ・餃子・シュウマイ)のうち、膨大な餃子とシュウマイは、まだ手つかずの自然が残る知床岬状態だった。

 そこで、家来のNagaさんに焼いてもらい、皆さんにまわしたら、あちこちで朝から重いといつものように非難轟々である?
 
 そんなこんなで、わいわいがやがやとやっていると、気温がどんどん上昇してきて真夏が復活した。

 サイクリストのローホーさんやイトウさん夫妻など、次々に出発していく。

 やまちゃんは、相当早い時間に出かけたらしい。ゴルフ?

 それで、macさん夫妻・Nagaさん・ミッキくんと有名な蕎麦屋にいくことにした。

 ここで、キャンプ場に残った皆さんとお別れだ。

 またキャンプで会いましょう!へば!

 そして、どこだかわかんない鉱山とかもある、えれぇ山の中を5台のマシンが駆けまくり、ようやく”いづるや”というTMにも掲載されている有名な店に入るも満席でした。

 まだお昼前なのに超人気店らしく、2組待ちである。
   ようやく席につき、ミッキくんは普通の天ざる、macさん夫妻は、2人で天婦羅つきの五合蕎麦だ。 
 Nagaさんは、ひとりで天婦羅五合蕎麦をオーダーしていた。

 見て、このボリューム。これを彼はひとりでペロっとやっつけた。
 
   といいつつ筆者は、蕎麦ではなく、なぜか鰻重である。

 この時期は、やはり鰻重で夏バテ予防でしょう。しかし、やっぱり凄いボリュームでした。 
「EOC関係のキャンプも最近は、女子の参加者が増えてきて嬉しいです」
 キャロットさんが、感慨深めに呟いていた。

 どんどん参加OKですと筆者は、いやこのキャンプの係のNagaさんがにやにやしてました(嘘)

 このあと、筆者がミッキくんからもらったナビの電源が入らなくなる(帰宅後、無事復旧)などのアクシデントもあったが、北関東自動車道の佐野田沼ICに到着。東北道のJctまで、皆さんと走り、分岐で手を振って別れた。

 どうもお世話になりました。また会いましょう!
 しかし、暑いなあ・・・

 なんて、ぼやきながら東北道を北上していく。途中、白河あたりでいったん休憩を取り、好物のソフクリームを頬張った。

 冷たくて美味いのお〜

 福島西インターを下りると、若干陽が傾いている。
 
   そして、またひとつの旅が終わったと俺は呟いた。

 なんか、今回の筆者って一味違う気がするぜ!

 いい男振りだ。
 って、ヨッパライダーが自宅近くにバイクを停めてなんか言っていたそうな?

 犬の散歩の地元のオジサンが、奇異の眼で筆者を眺めながら通り過ぎていった。 



FIN



記事 北野一機



2011年7月某日UP



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