秘密のキャンプ場2



2011年10月29日(土)〜10月30日(日)



郡山市湖南町にてソロキャンプを決行した記録







 10/29(土)の休日は、絶好のキャンツー日和だった。

 サクサクっと荷物をパッキングし、拙宅を飛び出した。しかし、どうして、こう荷物が多いのだろう。かなり気を使っているのだが、どうも結果がでない。

 途中、郡山のワイルドワンで、買い物を済ませた。あっ、今宵は、絶対に冷えそうなので、炭は必須だろう。店を出てから気づいて、もう一度買い直しした。

 郡山のワイルドから、まっすぐ県道を走り、終わりかけの紅葉を楽しみながら、湖南町に入った。
 湖南といったら大阪屋の味噌ラーメンでしょう。ボリュームたっぷりの味噌をやっつけて、猪苗代湖の青松浜へ出た。
 ここには、既に白鳥が飛来していた。もう、そんな季節になったのかい。

 声をかけてきた地元のお年寄りの話だと、以前、この浜で餌づけをしてくれた人が忘れ難く毎年やってくるそうだ。餌づけをしていた方は高齢のためずいぶん前に入院されたという。しかし、こちらのご老体、ぼくの質問にはまったく応えず一方的に喋っていた。よほど話し相手が欲しかったようだ。
 
   ちょっと逆光なんだけど、猪苗代湖の夕陽。で、本日の野営予定地は秋山浜キャンプ場だ。結構彷徨いながら辿りつくと、乗り入禁止。人気がない。ちょっと単独ではその気になれずに移動。

 先日利用したばかりだけど、やっぱり秘密のキャンプ場がいいや。
 また引き返して某キャンプ場(知ってる人にはバレバレだと思います)に着いた頃には暗くなっていた。  
   慌ててテントを設営。本日のテントはモロツーリングテントのダンロップのR325だ。3人用のわりに軽量コンパクトなので、なにかと便利。ただし、前室は狭い。
 夕食は、モツ煮込みと昨今、ハマっているネギ・チャーシューにブッカケニンニクだ。米を忘れたが、どうせ酒を飲むと食べれなくなるからいっか。  
   本日、ワイルドワンで購入したサーモタンブラー。実は職場用・自宅用と既に存在しているのだが、旅・山専用としてデビュー。
 一応、世界最軽量焚き火台ファイアスタンド2で、炭を焼き始めたのだが、思ったより寒くなかった。というより、夜中に寝ぼけてお手洗いにいく途中、足を引っ掛けて、フレーム部分を壊してしまった。なんてこった。発売されるとすぐに完売してしまう超貴重品なのに。  
 星空の綺麗な夜だった。ビールから熱い湯で割った焼酎にかえると、一気に酔いがまわってくる。今宵も米国ウエスタン社のふかふかのシュラフにくるまると、あっというまに爆睡してしまう。

 翌朝5時には、快適な朝を迎えた。山用のインスタントオジヤ(フカヒレ味)を美味しく賞味し、撤収開始。

 それでもすべてが完了し、出発したのは9時過ぎだった。相変わらず、撤収作業が遅い。というより、1泊程度のキャンツーなのに荷物が基本的に多過ぎるのだ。もう少し、検討してみようと思いながら、秘密のキャンプ場を後にする。



 追記

 帰りに東北道の某SAに入ったら、警官に声をかけられた。

「こんにちは。最近、二輪車の事故が多いんですよ。事故防止を県民の皆さんに呼びかけているのですがなかなか。これから観光ですか?どこから高速に乗ったのですか。というわけで、免許証だけ確認させていただいてよろしいでしょか?」
 長々と話していたけど、筆者の免許証が見たいだけなのでしょう?

 意外に優良ドライバーの刻印があり、臓器提供可の俺の免許など減るものじゃない。

『どうぞ』
 若い警官に手渡した。

 警官は何かをメモし、ではお気つけてと覆面パトで去っていく。思えば、筆者のマシンをずっと追尾していた覆面だと思う。ターゲットにされたようだが、俺は、これまた意外に制限速度+αで、絶対に違反しない走り方をするから、当てが外れたのだろう。

 福島西ICで、東北道を降りる時、乗用車がさっきの覆面に捕まっているのを見た。



FIN



記事 北野一機



2011年10月吉日UP



HOME